2011年 12月 12日
震災から9ヶ月 |
震災から9ヶ月
震災から9ヶ月の12月10日、仙台のデザイン団体が主催するSENDAI DESIGN WEEK 2011のイベントで、「復興支援計画私案」についてお話をする機会がありました。約50名の方々に熱心に聞いていただきました。
私としては、被災地でお話をするのは初めてであり、どのように受け止められるか、不安でしたが、好評でした。外部の人間としての「勇気ある常識」としての震災の捉え方が、逆に現地の方々では、なかなか言えない視点です、と評価された方がいました。

翌日は、仙台空港南から南相馬市まで、震災被災地を車で回りました。
確かに瓦礫の処分は、ずいぶんと進んでいるように思えましたが、海水を被り、茶色く変色し、原野のように見える風景は7月とは、異なって異様に人気の無さを感じました。しかし、中には、小さな面積でも耕して野菜を作り始めた場所や、住宅を補修して人気を感じる地域等もあります。
ただ、周辺のコミュニテイが壊滅した中で、孤独な復旧の作業をされる方々を見ていると、まだまだ、道のりは遠いと感じます。

仮設住宅で、農業をされていた方々が、数人集まって、グラウンドだった敷地の一部を耕している様子を見るにつけ、やはり「労働」や社会と結びついている実感が本当は、極めて重要ではないかと感じました。
震災から9ヶ月の12月10日、仙台のデザイン団体が主催するSENDAI DESIGN WEEK 2011のイベントで、「復興支援計画私案」についてお話をする機会がありました。約50名の方々に熱心に聞いていただきました。
私としては、被災地でお話をするのは初めてであり、どのように受け止められるか、不安でしたが、好評でした。外部の人間としての「勇気ある常識」としての震災の捉え方が、逆に現地の方々では、なかなか言えない視点です、と評価された方がいました。

翌日は、仙台空港南から南相馬市まで、震災被災地を車で回りました。
確かに瓦礫の処分は、ずいぶんと進んでいるように思えましたが、海水を被り、茶色く変色し、原野のように見える風景は7月とは、異なって異様に人気の無さを感じました。しかし、中には、小さな面積でも耕して野菜を作り始めた場所や、住宅を補修して人気を感じる地域等もあります。
ただ、周辺のコミュニテイが壊滅した中で、孤独な復旧の作業をされる方々を見ていると、まだまだ、道のりは遠いと感じます。

仮設住宅で、農業をされていた方々が、数人集まって、グラウンドだった敷地の一部を耕している様子を見るにつけ、やはり「労働」や社会と結びついている実感が本当は、極めて重要ではないかと感じました。
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by kdkessay
| 2011-12-12 12:56