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<   2011年 02月 ( 2 )   > この月の画像一覧

  • 疑似家族
    [ 2011-02 -28 11:30 ]
  • 驚きました!
    [ 2011-02 -10 12:05 ]
1
2011年 02月 28日

疑似家族

「孤族」「無縁社会」は、今の社会を最も鋭く表現した言葉ではないでしょうか。少子高齢化の問題を背景に、北九州で行っている高齢者の斜面地居住の調査研究でも、つくづくと問題の深さと同時に、社会の「絆:きずな」の崩壊を感じます。同時に、だからこそ、地縁や血縁でない、新しい家族のあり方を模索している事例を発見すると、勇気づけられます。可能性を感じます。


先日、デンマーク友好協会の藤澤さんから紹介を受けて、渡辺通交差点の南、白金の手前あたりでしょうか、実におもしろい場所で食事をする機会がありました。以前、小さなビジネス旅館だった所を改装し、女性3人が共同でまわしている「月のまぴろま」というお店です。まるで、住宅のリビングの延長のような、北欧家具で統一されたシンプルでおしゃれなレストランです。
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このレストランの可能性は、従来の「場所」や「味」といった視点ではなく、女性3人が住居に隣接している場所をレストランとして運営しながら生活している点です。たぶん、後10年もしたら周辺が高齢化するでしょう。その時に、このレストランは、周辺の方々が、気軽の集まり、おしゃべりをし、食事を楽しむ、公民館のような場所になるのでは、とふと感じたからです。
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私の義理の母も、佐世保でレストランをやっています。名前は「ババーズ」。その名の通り、高齢の元気なおばさんたちが運営しています。ランチのみですが、利益というよりも、寄り合って食事を作り、食べてもらえる喜びが勝っているようです。ここにも、無縁社会を「疑似家族的」な縁で再生する可能性を感じています。
名称ですが、疑似家族よりも「絆家族」あるいは絆族(きずなぞく)としましょうか?

佐藤俊郎
▲ by kdkessay | 2011-02-28 11:30
2011年 02月 10日

驚きました!

やはり、勢いというのはすばらしいものです。今週、釜山のデザイんセンター:Design Center Busanを視察して来ました。国の勢い、韓国のデザインに対する思い、姿勢をまざまざと見せつけられた様な施設です。

釜山の港から地下鉄で40分ぐらいでしょうか、海雲台区のセントムという場所に地下3階、地上8階、述床面積23435平米という偉容を誇ります。福岡で言えばパルコを想像してみてください。そのすべてがデザイン関連施設です。2007年開設以来、釜山の中小企業にデザインの有効性を訴え、多くの若手エリートデザイナーを育成しています。
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若手養成
驚きました。約40名の選抜されたデザイン系学生が、大学の授業と平行して、24時間、365日開放された施設で、英語でデザインの徹底した教育を受けています。さらにその中で、才能あるデザイナーが独り立ちするまで、施設内で個人事務所を開かせる、まさに芸能人や映画産業を世界へ売り出した手法そのものです。
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産学官
聞き飽きたほど「産学官」の連携が叫ばれていますが、DCBは、その連携が目に見えて機能しているようです。中小企業に対して製品の企画、試作、広報、など一連の作業が、この施設を使って行う事ができて、学、行政はどのような役割か、明確に認識されているようです。
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箱物
私たちが福岡にデザインセンターを創る運動を行っていた時、行政の「箱物」施策が厳しく問われていた時期でした。しかし、DCBを見るにつけ、確かに拠点があることの重要性を改めて認識します。いわば、デザイナーや産業界のコレクテイブを可能にする拠点です。高額な機器や、様々な情報を1カ所に集めて、広く開放する施設です。

周回遅れ
グラフィックとプロダクトに特化した、いわゆる産業デザインは、かつて日本が通って来た道です。経済の成長と同調するデザインは、日本では民間企業が担って来ました。しかしながら、日本では最後まで政府や地方自治体に「デザイン」が文化であり、経済活動に不可欠であるという認識は無かったのではないか、と思えます。釜山の視察では、明らかに周回遅れで、1等賞の状態です。明らかに抜かれたのではないでしょうか。
しかしながら、まだまだやる事は山ほどあります。つまり、市民が豊のなるためのデザインです。高齢者のためのデザイン、地域再生のデザイン、環境保全、」再生のデザインなどです。これから韓国が経験するデザイン領域だと思います。

それにしても、韓国の決断と実行はすばらしい。国が限られているから海外へ打って出る、そのためには、どのような人材が必要か、基本的な戦略を肌で感じます。すでに手遅れと思いたくないのですが・・・・・・

佐藤俊郎
▲ by kdkessay | 2011-02-10 12:05
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