2011年 06月 06日
まだ、まにあう! |
まだ、まにあう!
6月5日(日曜日)夜、中央市民センターで広瀬隆氏の講演会がありました。会場は、超満員。福島原発事故を受けて、関心の高さがうかがえます。
まだ、まにあう!確信を裏付けられた講演内容でした。
原発は、ピーク電力がどうの、代替エネルギーがどうの、という以前にあまりにも未熟で危険に満ちた技術であること、その影響は、人類の生存にも関わるという認識が最も重要ではないでしょうか。
既存資料を駆使して、説得力をもった内容は、藻谷浩介氏に近く、動かされるものがありました。今回の福島原発は、津波ではなく、地震によって初期の段階で機能不全に陥り、深刻な状況に変わりないという報告、また、現在が太平洋プレートの活発な活動期に入り、すべての原発が危険な状況であること、さらに唐津原発は、今年中にすべての原発が定期点検に入り、その再起動を認めなければ、止まるという指摘。まだ、まにあう!という提起の背景です。
糸島二丈の龍国寺の奥さん、甘蔗珠恵子さんの著書「まだ、まにあう」はチェルノブイリ原発の直後に書かれたものです。一主婦の立場から書かれた物ですが、胸を打たれるものがあります。著書で指摘されていた事が、残念ながら現実となってしまいました。龍国寺は、宗教だけではなく、まちの精神的な中心として、環境保全運動などを展開されているすばらしい古刹です。
佐藤俊郎
6月5日(日曜日)夜、中央市民センターで広瀬隆氏の講演会がありました。会場は、超満員。福島原発事故を受けて、関心の高さがうかがえます。
まだ、まにあう!確信を裏付けられた講演内容でした。
原発は、ピーク電力がどうの、代替エネルギーがどうの、という以前にあまりにも未熟で危険に満ちた技術であること、その影響は、人類の生存にも関わるという認識が最も重要ではないでしょうか。
既存資料を駆使して、説得力をもった内容は、藻谷浩介氏に近く、動かされるものがありました。今回の福島原発は、津波ではなく、地震によって初期の段階で機能不全に陥り、深刻な状況に変わりないという報告、また、現在が太平洋プレートの活発な活動期に入り、すべての原発が危険な状況であること、さらに唐津原発は、今年中にすべての原発が定期点検に入り、その再起動を認めなければ、止まるという指摘。まだ、まにあう!という提起の背景です。
糸島二丈の龍国寺の奥さん、甘蔗珠恵子さんの著書「まだ、まにあう」はチェルノブイリ原発の直後に書かれたものです。一主婦の立場から書かれた物ですが、胸を打たれるものがあります。著書で指摘されていた事が、残念ながら現実となってしまいました。龍国寺は、宗教だけではなく、まちの精神的な中心として、環境保全運動などを展開されているすばらしい古刹です。
佐藤俊郎
by kdkessay
| 2011-06-06 11:24